4年間引きこもり「昭和おじ」の社会復帰日記3 ゲームとの出会い2
小学校4年生になってファミコンをやっと買ってもらった私でしたが、家でファミコンするたびに親が不機嫌になっていました。
関西から東京に引っ越した私でしたが、相変わらず毎日のんきに暮らしていました。
ある日、母が言いました「こんな塾あるんだけど、行ったほうがいいんじゃないの」?まだまだ遊びに行きたかった私が逡巡していると、
「勉強しないと、将来どうするつもりなの」?とせまってきました。小学生の私は将来の事など何もわからなかったので、仕方なく塾に通うことになりました。
東京・中野にあるその塾はスパルタ式でした。テストで一番成績が悪かった生徒は、みんなの前でプラスチックのバットで思い切りお尻を叩かれました。
よそ見をしている生徒に向かっては先生が消しゴムを投げつけるのでした。
その先生の口癖はこうでした「君らも勉強しなかったら、中野駅のガード下にいるルンペンみたいになるよ」。当時JRの中野駅のガード下には「化粧ルンペン」と呼ばれている
ホームレスのオジサンがいました。お風呂に入っていないのか、強烈な臭いがしました。その人の前を通る時、初めは少し怖かったです。
その「化粧ルンペン」は東大を出ているらしいという都市伝説がまことしやかに流れていました。
余談ですが、昔の電車の駅にはホームレスの方だけではなく、傷痍軍人のおじさんや、靴磨きのおばさんなど、様々な人が居たのを思い出します。
遠い昔の闇市の頃の名残がまだほんのり残っていた時代でしょうか。
話が戻りますが、塾に通うことになった私でしたが、勉強はつまらなかったです。家でファミコンしたり、友達ともっと遊びたかったです。
でも家でも塾でも「将来の不安」をあおるような事ばかり聞かされているので、受験が近づくにつれだんだん少しずつ憂鬱になっていきました。
たまに友達とゲームするときと中野ブロードウェイにある「まんだらけ」で漫画を買う時だけが楽しみでした。
土日に塾に行くとき昼ごはん代を母からもらっていたのですが、昼ご飯を食べないで、漫画を買うのです。
鳥山明さんや高橋留美子さんの漫画等、「まんだらけ」はちょっと隠れ家っぽい雰囲気でわくわくしました。
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