【障害者雇用について】

こんにちは!eスポーツ×就労継続支援B型事業所 ONEGAME高槻です!

障害者手帳をお持ちの方には、2つの就職手段があることはご存知でしょうか。1つめはオープン就職。これは、企業側にあらかじめ自身の障害特性や配慮事項を伝える就労手段です。もう1つがクローズ就労といって、これは企業側に障害を持っていることを伝えない手段です。今回の記事では、障害者雇用について考えていきたいと思います。

・障害者雇用とは

障害のある人が、ひとりひとりの特性に合わせた働き方ができるよう、一般雇用とは別枠で企業や自治体などが障害のある人を雇用する制度のことです。

・障害者雇用で働く目的

障害の状態や特性も含め、得意なことや難しいことなどを周囲の人に理解してもらいやすく、体調や仕事内容などの面で配慮が受けやすくなるので、安定して仕事に取り組むことができます。

・対象者

原則として、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者手帳を持ってる人が対象となります。ここで注意が必要なのが、手帳の申請には時間が掛かるため、オープン就職を検討している方は早めに取得をしておくことが望ましいです。診断書が必要で、診断書が降りるまでにも時間がかかるので、手元に届くまでに数か月掛かる場合もあるので注意しましょう。なお、手帳を持っていても、一般求人(クローズ)にも応募することはできます。

・障害者雇用の現状

法定雇用率以上の障害者を雇用する義務=障害者雇用率制度で、民間企業の場合は2.5%雇用する義務があります(150人の場合は3人)

そしてこの数値の雇用ができなかった場合、納付金を徴収することになり、法定雇用率を上回った場合は、各種助成金の支給が行われます(障害者雇用納付金制度)

障害者雇用というと、企業としてはどのようなイメージを持つのでしょうか。障害のある人を雇わなければいけないことはわかっているけど「どのような仕事ができるのか」「会社の利益につながるのだろうか」と、なかなか一歩を踏み出せない企業も少なくないかもしれません。

しかし実際は、事務、販売、製造からシステムエンジニアなどの専門職まで、さまざまな職種で障害のある人が活躍しています。障害者雇用を積極的に進めている企業は、障害のある人の「できないこと」ではなく「できること」に目を向けています。(そのため、面接などでは自分にできることのアピールが重要になってきますね)その人の能力を活かせる仕事を切り出し、能力が発揮できる職場環境を整備することで、その人に活躍の場を与えると同時に、企業の利益繋げているのです。これは、多様な価値観や属性を持つ人材活用の考え方にも通じます。

また、障害者雇用をきっかけに社内のコミュニケーションが活性化した、雰囲気が明るくなったという声が聞かれます。障害のある方に必要な配慮を与えることが障害のない人への配慮に繋がったり、障害のある人が周囲に刺激を与える話もよく聞かれます。

障害者雇用で働いてみたいけど、どんな一歩を踏み出せばいいかわからない・・・。そんな方は、ぜひONEGAME高槻にご相談にいらしてくださいね。

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